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ソウル(韓国)2024年11月13日 (Newswire.com) - 世界愛犬連盟(WDA)は、「食用目的犬の飼育、屠殺及び取引の禁止に関する特別法」(以下、特別法)の成立を支持した韓国の国会議員を表彰した。特別法は、食用犬の飼育、繁殖、屠殺、および犬肉を含む加工食品の販売を禁止することにより、韓国における犬肉取引を事実上廃止した。
2024年1月9日に韓国国会で可決された特別法は、韓国社会から広く支持されている。立法過程に貢献した個人を称え、世界愛犬連盟は2024年9月26日、ソウルで韓国の国会議員3人にゴールデン・ドッグ賞を贈った: 民主党のハン・ジョンエ氏、人民の力の党のリ・フンスン氏、そして民主党のパク・ホンクン氏である。
これを記念して、韓国の国会はWDAの創設者である玄陵(別名:堀池博史)に感謝状を贈り、韓国の犬肉禁止法案に対するWDAの支援を称えた。
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2014年以来、WDAは韓国で犬猫の食用禁止を求めるキャンペーンを展開している。2014年、WDAの創設者である玄陵はドキュメンタリー映画『Eating Happiness』を制作し、アジアにおける犬肉の食用の背後にある残酷な慣習を暴露した。2016年、WDAは犬肉の食用を禁止するよう韓国政府に働きかけるため、英国で署名活動を開始した。この請願書には英国市民から10万人以上の署名が寄せられた。2018年、WDAは文在寅大統領(当時)の愛犬トリを称えるイベントをソウルで開催した。WDAはさらに文大統領に書簡を贈り、韓国が犬肉を禁止するよう求めた。2023年8月、WDAは10人の米国下院議員を取りまとめ、韓国の尹錫烈(ユン・ソクヨル)大統領に書簡を送り、5ヵ月後の法制化に直接つながった。
特別法の可決を記念して、文在寅元大統領は2024年8月6日に釜山で玄陵と会談し、WDAから文大統領と愛犬トリが描かれた巨大な絵画が贈られた。この会談で文大統領と玄陵は、2019年にWDAが提案した「犬猫食用禁止国際条約」を韓国が支持する見通しについて話し合った。遡ること2021年、文大統領は韓国政府が犬肉の全国的禁止を制定する意向を表明した最初の大統領だった。
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